今治市大島は、大島石の産地で知られています。大島石はいつまでも輝く高級石とされています。

大島石の産地で知られている「大島」石のカフェの建築には大島石がふんだんに使用されています。

石のカフェの建物に使われてる石は、地元大島で採掘された「大島石」になります。
大島石は、岩石-火成岩(マグマが冷え固まった岩石)の一種で、黒雲母(くろうんも)・長石(ちょうせき)・石英(せきえい)などの鉱物が含まれていて、『花崗岩』になります。また、青御影石といわれるのは、石材の種類としてそう呼ばれています。

大島石は日本各地、世界各国にある花崗岩の中でもっとも硬く細かく鉱物が均質であるため水を含みにくく、鉄鉱物が少ないために錆びにくいのでいつまでも輝く高級石とされています。
主に墓石や記念碑などで古くから使用されていますが、国会議事堂など建築材でも使用されています。
大島石は主に”墓石”に使用され、墓石に好まれる模様や色が適した石を「製品」といいます。
採石される石の製品になる量は、年間採掘量の10%です。その理由は、まれに黒雲母・長石・石英の鉱物が均等でない表面のものは避けられるからです。(黒雲母が集中した黒玉、鉱物の集まりなどを帯・撫でといいます)
製品にならない石は、建築材、庭石、埋め立て石などに活用されていましたが、近年は、黒玉、帯、なでなどが、オンリーワンのオリジナル模様となりそれらを活かしたインテリアで好まれています。
木材にたとえると「無垢」か「節あり」「キズ有無」かどうかですね。
当店のカウンターにも大島石を磨き上げたものになります。そちらにも黒玉、帯がありますので探してみてくださいね。

石のカフェの駐車場は、土面でも、アスファルトでもなく、採石されたままの石を敷き詰めています。そのため凸凹が多くお車ではアトラクションに様変わりしてしまいます。車高が低いお車でお越しの方は別に駐車場がございますのでスタッフまでお申し付け下さい。
敷き詰められている石の大きさ重さはさまざまですが、それぞれ約1メートル埋め込まれていて50tクレーンが乗っても割れません。

石のカフェ設計監修の伊東豊雄さんは、駐車場を『石の流氷』と称されました。

 

石のカフェについて

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